9/3,4と活法基礎セミナー下肢編に復習で参加してきました。


活法セミナーは入門、基礎、応用の3段階あり、各段階に3種類のセミナーが設置されています。

入門編は使用頻度の特に高い技、基礎編はピンポイントの症状に対応する技、応用編は使用頻度は高くはないものの知っておくと便利な技、という構成。


今回参加した下肢編は膝の治療に特化したセミナーです。

膝の動きに関わる周辺の筋肉、ハムストリングス、内転筋の調整をはじめ、側副靭帯、足底、半月板の調整、膝の水を抜く技、オスグッド病や変形性膝関節症の進行を止めるとされる技など、20手近くを学びます。

治療家が遭遇する症状と言えば、腰、肩、膝がトップ3で、そういう意味では比較的使用頻度が高い技の数々と言えます。

私は2016年の3月に修了したので約1年半ぶりの下肢編セミナーです。



懇親会の時に「おとなまき」をしてもらいました。





ここ最近、活法の技がセミナーの度に体に馴染んできていると感じています。

活法セミナーをコンプリートしたためか、合気道と活法の共通性が見えてきたせいか、合気道が上達したせいかは分かりません。

もしかしたら自分の勘違いかもしれません。

ですがセミナーに初めて参加した時には教わるのが精一杯だったのが、復習で参加した時は教わる以外の自分の気づきが多くなっているのは確かです。




◯キッカケは・・・

思い返してみると私が活法セミナーに参加したきっかけは2年前の「秘伝」というかなりマニアックな武術雑誌の記事。

様々な流派の活法が特集されていた中に碓井流活法がありました。


記事を読んですぐに「体験会に参加してみたい!」と思ったのを覚えています。

今にして思うと、原理や技の説明だけではなく、活法の思想、そして碓井先生の言葉の端々に、一般的なセミナービジネスとは一線を画する「本物の匂い」を感じたのだと思います。

その「匂い」の正体はおそらく合気道との類似性で、私が長く合気道をやっているからそう感じただけで、一般の方はもしかしたら「胡散臭い」と感じるのかもしれません。



実際に技を体験して、直感は確信に変わりました。

その全貌を学びたいと思い、参加可能なセミナーには全て参加し、運にも恵まれて丸2年で設定された9つのセミナーのコンプリートできました。

活法から生まれた鍼灸技術「整動鍼」のセミナーや復習で参加した回数を含めると、セミナー参加回数は30回近くになります。

もちろん1回10万円前後のセミナー代に加え、地方在住者は交通費や宿泊費の出費がありますし、人によっては仕事を休んで前入りする場合もあります。

決して簡単なことではありません。





◯通い詰める理由はシンプル

それでも短期間の間にこれだけのセミナーを受けたのには理由があります。



その理由の1つは「活法研究会の技術の全貌を知るため」です。


1つ1つのセミナーの内容はもちろんそれ単体でとても強力な力になります。

しかし、技の原理や可能性をきちんと知るためには様々な技を学ぶことで、色々な切り口から活法を学び、その本質を体得する必要があります。

合気道をやっていての経験上、ツギハギのいいとこ取りでは本質には近づけません。

やはり全体を学ぶことが1番近道です。




もう1つの理由は「皆と対等の話をするため」です。


学んだ技術を使って治療をしていると、必ず対応できない問題にぶつかります。

そこで、この場合はどうするのか?と質問すると◯◯編のセミナーに対応できる技がありますよ!と答えが返ってきます。

習っていないのだから、技の名前を言われても分かりません。



これは答える側が意地悪なのではなく、こちらが全貌を学んでいないのだから当たり前のことです。

何とかして聞き出したい気持ちもありましたが、それは時間やお金を費やして学んでいる仲間や技術を提供してくれている講師の先生方に失礼だと思いました。

レストランに行って自分が食べたいものを何とかしてタダで食べようとはしないのと同じことです。

であれば自分が答えてもらえるようにレベルアップしていくしかありません。

技術が本物であるという確証は既にあるのですから、あとは自分がやるだけです。

技術が本物であるからこそ、ズルをせずに皆と対等の位置まで行きたいと思ったのもあります。

全てはセミナーとして公開されているのですから、自分が覚悟を決めてお金と時間を費やして学べばいいだけのこと。

1度受講し、修了すればセミナーの復習での参加は10分の1くらいの代金で済みます。

仮に技を完全に習得できなかったとしても復習で受講すればいいと考え、とにかく受講することを最優先にした結果が現在です。


全貌が見えると、個別に技術を学んでいた頃よりもより細かく、より幅広く患者の体を分析できるし、技術への気づきもあります。

この場合はどうするのか?と出会ったケース毎に考えていた自分が恥ずかしく感じることもあります。(それはそれで大事なことだし、そのときの等身大の自分だからいいのですが笑)





東北には活法・整動鍼を学んでいる仲間はほとんどいません。
それだけに復習セミナーの機会は貴重であり、自分のレベルアップのためには自分が頑張っていくしかありません。


復習で参加しても学ぶべきことはあり、自分にはまだまだ伸びしろがあるのだと実感できます(笑)

次は自分の世界がどう広がるのか、活法を学ぶことに楽しみしかありません。