場所は変われど技術は変わらず〜整動鍼北海道セミナーレポート③〜

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今回札幌で開催されるのは整動鍼基礎セミナー脊柱編

整動鍼セミナーとして最初に用意されたセミナーで、手足のツボを使って脊柱を整える方法を学ぶセミナー。
背骨のボキッとやったり骨盤を矯正したりしなくても、脊柱に触れずにピンポイントで1つ1つの背骨(椎骨)の調整ができます。

キーワードは「張力の調整」。
手や脚には背骨と力学的に引っ張り合いをしているツボがあります。
手や脚の使いすぎや負荷のかかり過ぎでツボ側の緊張が強くなり引っ張る力が強くなると背骨は引っ張られて張力の不均衡が起こり、いわゆる「背骨のズレ」が起こります。
引っ張られた側には緊張による硬さや圧痛などが出ますが、もちろん背骨が悪いわけではありません。引っ張っているのはツボの方です。
この時、背骨の方を調整するのではなく、緊張が強くなり背骨を引っ張っているツボの方を緩めてやると、体は自然にちょうどいい張力の関係に戻ります。
これが大まかな原理です。

脊柱編は整動鍼らしさが強く打ち出されています。
張力の関係性を正常にすることで脊柱を調整すると実に多くの症状に対応できます。

セミナー内では時間の都合上、頭痛、頚肩腕の症状、腰痛などに関係した動きの調整が紹介されますが、残りの2編、四肢編、腹背編の内容と組み合わせることで五十肩、膝痛、バネ指、手足の痺れなどにも対応の幅が広がります。

また再現性が高いのも特徴です。
ツボ取りが正確であれば、誰が鍼を刺しても同じ効果が出ます。決して個人の感覚に任せたものではない、普遍性のある方法です。

明確な治療結果を出したい人にとってはこれ以上ないくらいの技術です。


北海道であろうとスペインであろうとツボという共通言語を介して変わりなくセミナーは進み、皆驚きと感動に包まれます。

デモで鍼を刺され体が変化し「あれ?痛くない」とか「おーっ!楽だ!」という言葉と共に本当に変わっているのか、悪いところ探しが始まります。
結局見つからないのですが(笑)

整動鍼は動きが一瞬で変わります。体験したことがないと信じられないと思いますが、本当に一瞬で変わります。
患者さんもビックリしますが施術者側はもっとビックリします。




そして整動鍼セミナーで1番時間を割いているツボ取りの練習。ツボを取り、講師のチェックを受け、実際に鍼をして体の変化を確かめる、の繰り返し。

受講者にも講師にも一切妥協はなく、徹底してツボの精度を高めます。

それでいてセミナーは常に笑顔にあふれています。
目の前で繰り広げられた魔法のような技術が自分の手で再現できる喜びにニヤニヤせずにはいられません。



私が初めて整動鍼脊柱編を学んだのは昨年の4月。
アップデートされてより効果が高くなったツボの話を聞いて、冗談で「前のセミナーは詐欺みたいなもんですね」と発言してからもう1年が経とうとしています。

今年は基礎セミナーの上位に当たる応用セミナーが開催されます。申し込み開始からわずか数時間でセミナーは満席。
整動鍼の可能性を大いに味わえる内容だと聞いています。

今後も整動鍼から目が離せません。

離す気は無いですが。


つづく


待ち受けていた3つのアクシデント〜整動鍼北海道セミナーレポート②〜

前回はこちら

地方空港のハンディキャップのため1泊2日のセミナー(しかも復習)に3泊4日の旅程で参加することになりました。

そのせいか出発前から修学旅行気分です。


前日までは何事もなく過ぎ、当日を迎えます。



が、しかし思いもよらぬアクシデントが待ち受けていました・・・。



◯第1のアクシデント:乗り換えミス

無事北海道に着いたことだし札幌ラーメンを先にしようか、谷地先生のお宅訪問を先にしようか、時間の効率的な利用のため、トイレにこもって用を足しながらスマホとにらめっこして作戦会議を行います。

新千歳空港から谷地先生の治療院への最寄駅、白石駅には直通の電車がないため必ずどこかで乗り換えが必要です。
候補は札幌駅か北広島駅の2択。


札幌駅での乗り換えだと一旦白石駅を通り越してから戻る感じになります。この場合駅で札幌ラーメンを食べてから向かうのが得策です。




北広島での乗り換えだとロスなく白石駅に向かえ、電車賃も数百円お得です。さらに谷地先生にオススメのラーメンを聞いてから食べに行くことが可能です。(事前に調べておけという意見はとりあえず無視します)








決断の時が迫る・・・!!!








北広島駅での乗り換えを選びました。

検索情報をよく見ると「3・4番線発/2・3番線着」とあります。
これが運命の分かれ目となりました。




3番線に到着し、目の前にあった4番線の列車に疑いもなく乗り込みます。

流れる車内アナウンス「この列車は小樽方面・・・」

このアナウンスにハッとします!

「え?札幌じゃない?間違えた?」

そう思った瞬間、電車を降りていました。

無言で電車を見送り再検索・・・

・・・スマホの画面を呆然と見つめながら肩にかけていた荷物を力なく地面に降ろしました。



冷静になった今なら分かります。間違えていませんでした。

見知らぬ土地で目的地と違う地名を聞いた瞬間に間違えたと思ってしまう田舎者特有のあの感覚!
誰か言葉にして辞書に載せてください。





◯第2のアクシデント:ラーメン

時計を見るともう1時近く。
最短で谷地先生の治療院に向かえる電車を勘違いから無為に見送ってしまったため、お腹が空いていた私は順路を変えることにしました。
まずは札幌駅でラーメンです。

札幌駅の駅ビル「エスタ」の中にある「札幌ラーメン共和国」に向かいます。
エリア内を一回り。どこのラーメンが美味しいのかは分かりませんが、どこも一様に大きめのチャーシューを乗せた味噌ラーメンがイチオシのようです。
あまりにもお腹が空いていたため「どこでもそんなに変わらないだろう」と軽く考え、すぐに座れそうな「梅光軒」というお店に入ります。

「炙りばらトロチャーシュー麺」と餃子を注文し、荷物を降ろし出された水を一口。
乗り換えミスをしてから重く感じていた体に水分が染み渡ります。

ホッと一息。


何気なく調理場の暖簾に目を向けます。


「旭川ラーメン 梅光軒」


ん?


「旭川ラーメン梅光軒」


ん?目をこすりもう一度・・・




「旭川ラーメン梅光軒」


あーーー!札幌ラーメンじゃなーーーい!!!



もう何も言えません。

札幌ラーメンを食べにきたはずなのに数ある店をかいくぐり旭川ラーメンをチョイスしてしまうとは!
もう完全にどうかしています。


味は・・・とても美味しかったです!




◯第3のアクシデント:目印が消失

お腹を満たして谷地先生の治療院に向かいます。

白石駅から谷地先生の治療院快気堂鍼灸院白石までの道のりはホームページの案内を頼りに向かいます。


シェル石油のスタンドで曲がればそのまま一本道。迷うこともないはずです。



案内に従って出発!




目印のシェル石油のスタンド目指して歩くこと数分、目の前にサンドラッグの看板が見えてきます・・・。




え?あれ?この簡単な道を間違えた???



すでに2つミスを犯し、もう自分を信用できない精神状態です。
スマホの地図アプリも開き、情報を総動員して正解のルートを探します。



ん・・・そういえば、さっき敷地内に覆いをして中を工事しているところがあったような・・・




やはりそうでした。
目印であったはずのシェル石油のスタンドは閉鎖され別の何かに変わるための工事中。
それと気づかずボーッとシェルの看板だけを探していた私はそのまま通り過ぎ、行きすぎましたよ、の目印であるサンドラッグまでたどり着いたのでした。


もう判断力とか無くなってますね・・・。



ともかく、何とか快気堂鍼灸院白石にたどり着きました。

今回の教訓「知らない土地の下調べはしておこう。」






近くて遠い北海道〜整動鍼北海道セミナーレポート①〜

5/21,22に整動鍼セミナー脊柱編に復習で参加をしてきました。

今回は初の北海道札幌市開催。私にとって北海道は中学校の修学旅行以来。いやが応にもテンションは高まります。

実は整動鍼セミナーが東京以外で開催されるのは初めてではありません。4月の終わりにスペインのバルセロナでも開催され、感動と興奮続きの3日間のセミナーが大成功であったと聞いています。

詳しくはこちら。




東京→バルセロナ→札幌とセミナーの開催順が若干おかしい気もしますが、それはともかくバルセロナでの反響は凄まじく、すでに自主復習会も開催されているとか。特に速効性と再現性の高さが評価されているようです。


日本国内でも同様に速効性と再現性の高さが評価され、セミナーは募集開始と共に満席という状態が続いています。

自主復習会も各地で開催され、神奈川、愛知、大阪/京都などで整動鍼の仲間が共に技術を磨き合っています。
そうした自主復習会の中でも最近急激に勢いを増しているのが北海道復習会です。

その北海道復習会を主催しているのが谷地先生(快気堂鍼灸院白石)です。

最近東京のセミナーでも、参加のきっかけが「谷地先生の治療を受けてセミナー参加を決めました!」「谷地先生のブログを読んで参加しようと思いました!」という方が増えています。
鍼を1本刺し、抜いて動いてみると動きが劇的に変わる整動鍼。時に何十年も治らなかった症状でも同じことが起こります。
加えて元プロのライターでもある谷地先生のブログで語られる整動鍼の魅力。
これが興味を引かないわけがありません。

北海道からのセミナー参加者が次々に増え、復習会も盛況。そして今回の札幌開催になったのだろうと思います。


実は本州に住んでいるのではないかと思えるくらいの頻度で北海道から東京のセミナーへ通う谷地先生とはセミナーやらブログでかなり親しくしています。
前々から「北海道に来る時はウチに泊まって下さいね」と言葉をかけて頂いていたので、今回のセミナーは迷わず申し込みました。

何度も言いますが、札幌へ行くのは中学校の修学旅行以来。土地勘もなければ会場までの交通手段について何の知識もありません。




ネットで調べ出して愕然としました。




運転で疲れ果ててしまってはセミナーに支障を来すので自家用車でフェリーに乗る選択肢は除外です。

そこで最初に検討したのはいつも東京行きに利用する新幹線。北海道新幹線が開通したというニュースはしっているので、何とかなるかな、と思っていました。しかし・・・




じゅ、13時間⁈


最寄の横手駅から始発に乗っても乗り換えやら何やらで札幌到着が夕方過ぎ・・・断念。



そうなると残る選択肢は飛行機。横手市から近い空港は秋田空港、山形空港、花巻空港です。近いとはいってもどこへ行くにも車で1時間はかかります。セミナーと長旅後の疲れた状態で車はあまり運転したくありません。そのため東京に行く際は選択肢から外していたのですが、今回はそれが最適解のようです。


ネットで料金を調べると早割で買うと秋田空港発が片道8000円くらい。他は1万円を超えます。(山形空港も花巻空港も秋田空港より南にあり、北海道からは遠ざかる方向にあるので当然といえば当然ですが)

決定しました。

何年かぶりに秋田空港発の空の旅です。チケットを予約しようとしてまた1つの問題にぶつかりました。




◯地方空港はつらいよ

秋田県は世界最先端の地方です。










高齢化の。



人口も先頃100万人を割り、県庁所在地の秋田市ですら消滅可能性自治体とされる国内屈指の地方県です。

そんな県にある空港の問題といったらもちろん・・・


便数が少ない。



秋田空港から札幌に最も近い新千歳空港へと向かう便は1日4本。


1番早い便でも札幌に11:35分着。

セミナー開始は11時・・・。


・・・。


・・・。


前日入り決定です。


続いて帰りの便をリサーチ。


帰りの1番遅い便は新千歳空港を18:55発。

セミナー終了は17:30。

セミナー会場から空港まではどんなに急いでも1時間以上かかります。かなりギリギリ。ほぼ初めての土地で万が一のリスクが大きすぎます。


・・・。


・・・。


後日帰り決定です。



結果・・・1泊2日のセミナーに参加するのに3泊4日の旅程になってしまいました。

東京の方々は1泊2日で帰ることができるのに!

近い方がアクセス悪いとは!



谷地先生にお願いし、谷地家への3泊が決定。
思わぬ長旅になりました。

でもせっかくの北海道。時間に追われて動くより、時間に余裕を持って動いた方が楽しめるはず。気持ちを切り替え粛々と準備を進めました。

気分は修学旅行。セミナーより北海道旅行が楽しみな自分がいました。




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