過剰なる接待〜整動鍼北海道セミナーレポート番外編〜

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北海道で初開催の整動鍼セミナーは大成功のうちに終わりました。

今回の成功の裏には毎回セミナーの準備をしている講師陣の努力ももちろんあるのですが、現地ホストである快気堂鍼灸院白石の谷地一博先生の尽力が大きかったと思います。

会場の手配に始まり、参加者への会場案内、当日の準備、片付けなど色々大変であったろうと思うのですが、それに加えて谷地先生宅に泊めて頂いた私と講師の先生方は色々と接待して頂きました。

今回はその一端をご紹介したいと思います。



◯食事で接待

北海道と言えば食の宝庫です。農業、畜産、漁業も盛んで、名産品も盛り沢山。

元々栗原先生に北海道の味覚を堪能してもらいたいという思いが谷地家にあったらしく、私もその恩恵に預かることができました。


前入りした日の夜の新千歳空港の回転寿司に始まり、


セミナー2日目の夜は同じく空港で札幌ラーメン。




朝食は谷地先生の奥さんのマナコさん手作りのちゃんちゃん焼きや石狩鍋、八紘学園の生クリームのような味わいの牛乳やとれたて卵の卵かけご飯、道内産のサツマイモのような甘さのジャガイモ「インカのめざめ」にバターとイカの塩辛を乗せて頂く、家庭菜園の採れたてアスパラやホッケ、タラコなどの海の幸・・・とても朝食とは思えないような豪華なラインナップが2日間に渡って繰り広げられられました。

写真を撮っていなかったことが悔やまれます。


整動鍼セミナーでは実技時間の確保の為に昼休みが40分程度と短いことが多く、飲食店でゆっくり食べることができないことがほとんどですが、今回に関しては栗原先生をはじめ講師の秋澤先生や坂口先生も朝食の満足度の高さゆえ、昼は少食になっていたため、時間が短くても何の問題もありませんでした。

このブログを書いていても味を思い出しよだれが出てきそうです。
そのくらいの美味しい食べものの連続でした。



◯息子さんの接待

谷地先生には4歳になる息子さんがいます。度々ブログにも登場していて活法研究会の中ではちょっとした有名人です。
私は昨年の活法合宿でその息子さんに会っているのですが、温泉でちょっと怖がらせてしまっていたので、今回はどうなるかちょっと心配でした。




しかしその心配は杞憂でした。




谷地先生が息子さんに「栗原先生が来るんだよ〜」と言うのと一緒に「小松田さんも来るんだよ〜」と夜な夜な言い続けていたおかげなのか、私が谷地家を訪問するのをものすごく楽しみにしてくれていたようなのです。


前入りした日、谷地家にたどり着いて一休みしていると谷地先生の奥さんのマナコさんと息子さんがやってきます。

マナコさん曰く「息子が小松田さんとUNOをやりたいと言ってるんです」


「え?あ、はい、いいですよ」

息子さんとマナコさんと私の3人でUNOを始めます。(この時谷地先生は患者さんの治療中)

初戦はわざと負けてあげ、2戦目は大人の強さを見せてあげようと思っていたのですが、そういう下心があると物事は上手くいかないもの。5戦ほどしてまさかの全敗・・・。



勝ちに気を良くしたのか息子さんは次のゲームを持ってきます。


なんと「修造かるた」!


「修造かるた」はあの熱い男、松岡修造さんの名言をかるたにしたもので、修造さんの全力のポーズとともに様々な名言が綴られています。
では一緒にかるたを、と思っていたら、息子さんは札を読むのにハマっているとのこと。
しかも字を全部読めるわけではないので読み札の頭文字を一声叫び、あとは修造ポーズの真似をして、その情報を元に私とマナコさんがかるたをするという何ともシュールなかるた遊びが始まりました。


これってかるた遊びとして成立するのか?と思っていたら、息子さんの修造ポーズ真似が意外と高クオリティだったため、案外普通にかるたができてしまいました。気づいたら全ての札を取り終えていました。

何とも普通とは違う方向性への成長が楽しみです。



◯セミナー翌日

栗原先生をはじめ講師陣はセミナー終了の日に飛行機で東京方面に帰りました。
私は帰る飛行機が無いのでもう一泊。

翌日の午前は時間が空いていたので観光でもしようかとぼんやり考えていたのですが、ある言葉をきっかけに予定は変わりました。


谷地息子の「UNOやろう」宣言です。
今回は一切手加減なしです。40歳が4歳をカードゲームで全力で倒しに行く姿はかなり大人気ないとは思いましたが、私が放った「男の勝負だ!」という言葉が息子さんの男心をくすぐったらしく何度負けても立ち向かってきます。

そんなこんなでUNO、トランプでの神経衰弱、「キリンとぞう」という駒遊びなどで次々と勝負を続け、気づいたらあっという間にお昼に・・・。




◯いざ発祥の地へ

ここで谷地先生からお昼の提案が。

「せっかくだから皆でスープカレー発祥のお店に食べに行きましょう」

前日には時間がなくて栗原先生達が食べられなかった本場のスープカレーと対面できることになりました。

件のお店の名前は「マジックスパイス」


お店の名前にインパクトがありますが、店内の様子にはもっとインパクトがあるお店でした。

インド風の装飾だらけの店内


壁に並ぶ文字は辛さの段階。



そのスープカレーはというと「辛いのに喉が乾かない」不思議なカレーです。


鶏モモ肉が丸ごと一本入っているし、辛さも旨味もしっかりしてそれほど飽きのこない味です。
それでいて辛いものを食べた後の水が欲しくなる感じがないのです。まさしくマジック!

ただスープカレーの発祥はここでも、その後色々とスープカレーも変化しているらしいので他のお店もいずれ行ってみないといけません。まだまだスープカレーも楽しめそうです。



この後、最寄りの白石駅まで送っていただき、谷地先生一家に別れを告げました。

谷地先生一家にはとても感謝しています。
谷地先生一家のこれでもかというほどの接待があったからこそ今回の北海道セミナーは普段のセミナー以上の楽しい思い出になりました。

他人と3泊4日で寝食を共にするなどということは、それこそ修学旅行や部活動の合宿くらいしかチャンスがありません。

別れの歳に息子さんに手を振った時には何だか親戚のおじさんのような気持ちになっていました。






今回北海道のセミナーに参加したことで、また北海道に行く理由が増えたと思います。
今年の整動鍼札幌セミナーはあと2回、7月と9月にあります。

私は参加はしませんがこの調子だと来年も開催されそうな気がします。








おまけ

ちなみに翌週、後輩の結婚式のために再び札幌を訪れたのですが、その時にも時間を作って空港まで来てくれて一緒にお昼ご飯を食べました。もう本当の親戚より会ってます(笑)



さらにその翌週も東京のセミナーで谷地先生と一緒だったのですが、その話はまた次の機会に。


整動鍼北海道セミナーレポート 〜完〜

場所は変われど技術は変わらず〜整動鍼北海道セミナーレポート③〜

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今回札幌で開催されるのは整動鍼基礎セミナー脊柱編

整動鍼セミナーとして最初に用意されたセミナーで、手足のツボを使って脊柱を整える方法を学ぶセミナー。
背骨のボキッとやったり骨盤を矯正したりしなくても、脊柱に触れずにピンポイントで1つ1つの背骨(椎骨)の調整ができます。

キーワードは「張力の調整」。
手や脚には背骨と力学的に引っ張り合いをしているツボがあります。
手や脚の使いすぎや負荷のかかり過ぎでツボ側の緊張が強くなり引っ張る力が強くなると背骨は引っ張られて張力の不均衡が起こり、いわゆる「背骨のズレ」が起こります。
引っ張られた側には緊張による硬さや圧痛などが出ますが、もちろん背骨が悪いわけではありません。引っ張っているのはツボの方です。
この時、背骨の方を調整するのではなく、緊張が強くなり背骨を引っ張っているツボの方を緩めてやると、体は自然にちょうどいい張力の関係に戻ります。
これが大まかな原理です。

脊柱編は整動鍼らしさが強く打ち出されています。
張力の関係性を正常にすることで脊柱を調整すると実に多くの症状に対応できます。

セミナー内では時間の都合上、頭痛、頚肩腕の症状、腰痛などに関係した動きの調整が紹介されますが、残りの2編、四肢編、腹背編の内容と組み合わせることで五十肩、膝痛、バネ指、手足の痺れなどにも対応の幅が広がります。

また再現性が高いのも特徴です。
ツボ取りが正確であれば、誰が鍼を刺しても同じ効果が出ます。決して個人の感覚に任せたものではない、普遍性のある方法です。

明確な治療結果を出したい人にとってはこれ以上ないくらいの技術です。


北海道であろうとスペインであろうとツボという共通言語を介して変わりなくセミナーは進み、皆驚きと感動に包まれます。

デモで鍼を刺され体が変化し「あれ?痛くない」とか「おーっ!楽だ!」という言葉と共に本当に変わっているのか、悪いところ探しが始まります。
結局見つからないのですが(笑)

整動鍼は動きが一瞬で変わります。体験したことがないと信じられないと思いますが、本当に一瞬で変わります。
患者さんもビックリしますが施術者側はもっとビックリします。




そして整動鍼セミナーで1番時間を割いているツボ取りの練習。ツボを取り、講師のチェックを受け、実際に鍼をして体の変化を確かめる、の繰り返し。

受講者にも講師にも一切妥協はなく、徹底してツボの精度を高めます。

それでいてセミナーは常に笑顔にあふれています。
目の前で繰り広げられた魔法のような技術が自分の手で再現できる喜びにニヤニヤせずにはいられません。



私が初めて整動鍼脊柱編を学んだのは昨年の4月。
アップデートされてより効果が高くなったツボの話を聞いて、冗談で「前のセミナーは詐欺みたいなもんですね」と発言してからもう1年が経とうとしています。

今年は基礎セミナーの上位に当たる応用セミナーが開催されます。申し込み開始からわずか数時間でセミナーは満席。
整動鍼の可能性を大いに味わえる内容だと聞いています。

今後も整動鍼から目が離せません。

離す気は無いですが。


つづく


待ち受けていた3つのアクシデント〜整動鍼北海道セミナーレポート②〜

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地方空港のハンディキャップのため1泊2日のセミナー(しかも復習)に3泊4日の旅程で参加することになりました。

そのせいか出発前から修学旅行気分です。


前日までは何事もなく過ぎ、当日を迎えます。



が、しかし思いもよらぬアクシデントが待ち受けていました・・・。



◯第1のアクシデント:乗り換えミス

無事北海道に着いたことだし札幌ラーメンを先にしようか、谷地先生のお宅訪問を先にしようか、時間の効率的な利用のため、トイレにこもって用を足しながらスマホとにらめっこして作戦会議を行います。

新千歳空港から谷地先生の治療院への最寄駅、白石駅には直通の電車がないため必ずどこかで乗り換えが必要です。
候補は札幌駅か北広島駅の2択。


札幌駅での乗り換えだと一旦白石駅を通り越してから戻る感じになります。この場合駅で札幌ラーメンを食べてから向かうのが得策です。




北広島での乗り換えだとロスなく白石駅に向かえ、電車賃も数百円お得です。さらに谷地先生にオススメのラーメンを聞いてから食べに行くことが可能です。(事前に調べておけという意見はとりあえず無視します)








決断の時が迫る・・・!!!








北広島駅での乗り換えを選びました。

検索情報をよく見ると「3・4番線発/2・3番線着」とあります。
これが運命の分かれ目となりました。




3番線に到着し、目の前にあった4番線の列車に疑いもなく乗り込みます。

流れる車内アナウンス「この列車は小樽方面・・・」

このアナウンスにハッとします!

「え?札幌じゃない?間違えた?」

そう思った瞬間、電車を降りていました。

無言で電車を見送り再検索・・・

・・・スマホの画面を呆然と見つめながら肩にかけていた荷物を力なく地面に降ろしました。



冷静になった今なら分かります。間違えていませんでした。

見知らぬ土地で目的地と違う地名を聞いた瞬間に間違えたと思ってしまう田舎者特有のあの感覚!
誰か言葉にして辞書に載せてください。





◯第2のアクシデント:ラーメン

時計を見るともう1時近く。
最短で谷地先生の治療院に向かえる電車を勘違いから無為に見送ってしまったため、お腹が空いていた私は順路を変えることにしました。
まずは札幌駅でラーメンです。

札幌駅の駅ビル「エスタ」の中にある「札幌ラーメン共和国」に向かいます。
エリア内を一回り。どこのラーメンが美味しいのかは分かりませんが、どこも一様に大きめのチャーシューを乗せた味噌ラーメンがイチオシのようです。
あまりにもお腹が空いていたため「どこでもそんなに変わらないだろう」と軽く考え、すぐに座れそうな「梅光軒」というお店に入ります。

「炙りばらトロチャーシュー麺」と餃子を注文し、荷物を降ろし出された水を一口。
乗り換えミスをしてから重く感じていた体に水分が染み渡ります。

ホッと一息。


何気なく調理場の暖簾に目を向けます。


「旭川ラーメン 梅光軒」


ん?


「旭川ラーメン梅光軒」


ん?目をこすりもう一度・・・




「旭川ラーメン梅光軒」


あーーー!札幌ラーメンじゃなーーーい!!!



もう何も言えません。

札幌ラーメンを食べにきたはずなのに数ある店をかいくぐり旭川ラーメンをチョイスしてしまうとは!
もう完全にどうかしています。


味は・・・とても美味しかったです!




◯第3のアクシデント:目印が消失

お腹を満たして谷地先生の治療院に向かいます。

白石駅から谷地先生の治療院快気堂鍼灸院白石までの道のりはホームページの案内を頼りに向かいます。


シェル石油のスタンドで曲がればそのまま一本道。迷うこともないはずです。



案内に従って出発!




目印のシェル石油のスタンド目指して歩くこと数分、目の前にサンドラッグの看板が見えてきます・・・。




え?あれ?この簡単な道を間違えた???



すでに2つミスを犯し、もう自分を信用できない精神状態です。
スマホの地図アプリも開き、情報を総動員して正解のルートを探します。



ん・・・そういえば、さっき敷地内に覆いをして中を工事しているところがあったような・・・




やはりそうでした。
目印であったはずのシェル石油のスタンドは閉鎖され別の何かに変わるための工事中。
それと気づかずボーッとシェルの看板だけを探していた私はそのまま通り過ぎ、行きすぎましたよ、の目印であるサンドラッグまでたどり着いたのでした。


もう判断力とか無くなってますね・・・。



ともかく、何とか快気堂鍼灸院白石にたどり着きました。

今回の教訓「知らない土地の下調べはしておこう。」






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