技術と集客と

こんな問いがあります。
「治療家の技術は集客につながるのか?」

(「集客」という言葉は商売っ気を感じてあまり使いたくないのですが他にうまい表現が見つからないので使います)

◯治療家に広がるマーケティング

ここ何年か、治療家の業界にはマーケティングブームの波が押し寄せています。医療系国家資格取得者の増加や癒し系ブーム、介護保険制度や手に職をつける人の増加などなど理由は挙げればキリがないと思いますが、とにかく競争の激しい業界になり、治療技術だけではなくマーケティングが経営上必須という誰もが納得しそうな定説が流れ、治療院を経営しつつマーケティングのコンサルタントをしている方もいます。

そういった方のメルマガやブログを読んでみると・・・曰く「治療家はマーケティングがなくても技術さえあれば集客できると思っている輩が多い」
曰く「お金は社会的な評価の表れ。だから稼いでいないやつは技術があっても社会的に認められているわけじゃない」

書いてるうちにこっちのメンタルがやられてしまいそうな言葉がズラズラと並んでいます。

「ほっといてくれ!」と叫びたくなりますが、叫んだところで患者が来るわけでもなく「結局マーケティングが必要なのか・・・」と途方にくれるのが私のお決まりのパターンでした。



◯「◯◯はあって当たり前」?

どの業界でも「◯◯はあって当たり前」ということが言われます。美味しいのは当たり前、高性能なのは当たり前、おもしろいのは当たり前、治るのは当たり前・・・でもそれだけじゃダメ。よく聞く言い回しです。
我々治療家だと技術はあって当たり前、大事なのは人間性だマーケティングだとボディブローが打ち込まれ、じわじわと長い時間悶絶することになります。

技術の向上は集客につながらないとするなら、「本当にいい商品は宣伝しなくても売れる」とか「技術があれば何とでもなる」といった誰もが聞いたことがある言葉は真理ではないということなのでしょうか?一部の化物じみた才能や素質を持った人に飲み当てはまる言葉?



そんなのはイヤだ!


と心の中で叫ぶ中二病の自分がいます。

大人として割り切らなければと思う反面、合気道の先生から聞いた「その技が自分にできないことだからといって技自体を否定してはいけない」という言葉が頭を駆け巡ります。
巷のコンサルタントの人達ができないというだけで技術を集客に結びつける方法があるはずだ!と思い続けてきました。


◯出会いは突然にして必然か

最初のブログにも書きましたが最近活法と整動鍼にハマっています。治療技術として高いレベルにあり、業界全体を驚かせるのに十分な理論と可能性を秘めています。
この技術との出会いはかなりコアな武道雑誌「秘伝」の特集です。技術を読んで「これは⁈」と思ってセミナーに参加し、どんどんその魅力に引き込まれています。

セミナーに参加し出して半年ほどした頃、セミナーを主催する活法研究会副代表の栗原先生が自身の経営する鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」の集客法を公開するセミナーを開催するという情報を耳にしました。
実は以前から栗原先生の治療院経営には興味があったのですがあまり詳しいことは聞けずにいました。5月に開催されたことセミナーに参加し、心が震えたのを覚えています。

「・・・あったよ、求めていたものが!」


セミナーの題名のために「カポス式集客」という名前はついていましたが、そもそも集客しようと思っていないのが特徴だったりします。
カポスでは「どうすれば患者さんの不安を解消できるか」を徹底して考えていて、そのために必要な情報は全て公開しています。そのことが結果として勝手に集客になってしまうのです。


昨日はその方法や考え方を詳しく学ぶスクールの第1回目でした。



現在のマーケティングブームの流れに満足できないいい意味で馬鹿真面目な熱量たっぷりの先生方が集まりました。



「治療家の技術は集客につながるのか?」という最初に掲げた問いに対する答えは見えました。
それを体現することで、金儲けに走らない治療家が治療家として生活していける未来を提示していければと思っています。



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◯平城鍼灸整骨院
秋田県横手市平城町6-25
TEL 0182-36-6036
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診療時間
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城山に登りて思ふ

今日は散歩がてら「よこてお城山クラフトフェア」に行ってきました。
県内外の作家さんが一堂に会してテントで作品の屋外販売を行うイベントです。(この説明で合ってますか、詳しい方?)


少し遠回りして川を見ながら横手公園、通称「お城山」に向かいます。



今は合併して「横手市」のあらわす意味が広くなりましたが、いわゆる「旧横手市内」と多くの人が認識しているエリアは作家石坂洋次郎が小説「山と川のある町」の舞台とした場所でもあり、町の謳い文句も「山と川のある町」です。



山と川、ありますよね?


歩くこと約20分。お城山というくらいですから山、いや小高い丘の上にあります。ただ割と急なところを登っていくので結構息が上がります。

登りきったところに見たことのある顔が。
デリカテッセン紅玉の自称「何にも専務」のMさんです。(この人くらい活動的な方も中々いないと思うのですが・・・)

よこてお城山クラフトフェアでは作家さんのブースの他に飲食ブースもあり、紅玉さんは飲食での出店。酸味の強いりんご「紅玉」と紅玉を使ったアップルパイをメインに販売していましたが私が行った時にはほぼ完売状態。まだ在庫があったさくらんぼのセミドライフルーツを購入。


その後色んなことを立ち話したのですが、その間30分〜1時間くらいかと思いますが、何人も知り合いが通ります。横手って狭いなぁ〜と感じます。

紅玉さんの撤収のお手伝いをした後、いよいよ本題のクラフトブースへ!(やっとかよ、とか言わないで下さいね!笑)




思ってたより人がいるなぁ。


北は北海道、南は神奈川?いやもっと南もいたかな?あたりまで色んな作家のブースが並んでいます。布製品、革製品、焼き物、木工芸、ガラス工芸、藁の工芸品なんてものまで種類も様々です。
見ているだけでも中々楽しいものです。
(同時に一つ買うとあれもこれも欲しくなる「沼」要素も感じました。藁、いや笑)


そんな中、以前とあるイベントでお話を聞いたことのある白岩焼和兵衛窯の渡邊葵さんのブースに。
美人です。


白岩焼は秋田県仙北市の角館に江戸時代から伝わる伝統工芸で、一度消滅しかかったのを葵さんのご両親が復活させ、葵さんはその2代目。県内外で個展を開いたりしている新進気鋭の作家さんです。



独特な色合いで味のある作品の数々。


ここでも知り合いに会ったり知り合いが増えたりしましたが、その辺は割愛します。


葵さんとの会話の中でふと思ったのが芸術としての作品と商品としての作品のバランス。「割れたらその分買ってもらえるから」と冗談めかして話す反面、作る過程や一つ一つの作品への思いを聞いていると一生モノとして付き合おうと思うくらいに大切に使いたいと思います。
大切に使ってもらうのは作家としては嬉しい反面、作品が売れづらくなるという傾向も無くはないそうです。
でも気に入った作品があると使う使わないを問わず買う方が少なからずいるのがこういった芸術作品の特徴でもあります。

我々治療の仕事も似たような感覚があります。少ない手数と短い期間で治療が終われれば治療者としては嬉しいですし、患者さんにとっても余計な負担がなくていいことづくめです。経営的な面を除いては。
患者は基本的にはなんらかの症状を抱えているから治療を受けるのであって、健康そのものな人が治療者ファンだからと治療を受けに来ることは稀です。そのためいかにリピートをとって通わせるか、を目的とする手法をとる治療院も少なくありません。
そうした部分以外にも患者の持っているイメージと治療者側が提供するもののギャップが問題として大きく横たわっています。そのギャップを埋める方法はないかと真面目な治療者ほど頭を悩ませています。

明日はそうした経営の問題を解決するためのセミナーに参加してきます。治療技術の向上が自然に必要とする患者を呼び寄せる仕掛けです。手持ちの情報を隠したり、言葉で誤魔化すのではなく、自分のできること、やっていることを具体的に公開することで治療者にも患者にも好循環を生む手法です。

「患者さんのために」が「治療者ために」もなるのが本来のあり方ですが、実現できている人は少ないのが現状だと思います。
個人的にはそんな方法は都市伝説みたいなもので、実在していたのに驚きました・・・



・・・あれ?今日はクラフトフェアに行った話題でしたよね?
何だかこういう話の流れの変化は詐欺の手法なんかに似てないだろうか?
いかんいかん・・・。


横手お城山クラフトフェアは明日もやってま〜す!


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活法合宿 in 伊東! 〜後編〜

前編はこちら

はしゃぎ過ぎた次の日はこんな感じになっていました。

はい、見事に燃え尽きています。


起きてから朝風呂、朝食と時は進むわけですが、写真を撮る気力もなく。
朝の露天風呂で風呂活法をやったとかはここでは書いてはいけない気もするわけです。

色々割愛して午前の活法タイムに。

まずは朝活法。
碓井流活法には多数の自己調整法が伝わっていますが、普段のセミナーでは治療法がメインなので教わる機会がありません。
折角の機会だからと10手ほど全身を調整する方法を教わりました。中には老化防止法などという名前のものも・・・。

一応これも自己調整法の一環です。



そして新しい技の公開です。
活法は戦国時代から続く技法が多数ありますが、それは原理の一面でしかありません。技を研究して原理を紐解き、その原理を用いることで応用範囲が広がります。新しい技もその応用の一つです。

体の原理は同じでも昔と生活様式が変わることで問題を抱える部分も変わっています。特に顕著なものは目と胃腸の使いすぎかと思います。肩こりや腰痛にはこれらの問題が関わっていることが少なくありません。



活法タイムを終えるとホテルを後にし道の駅伊東へ。

ここで海鮮のランチを頂きます。


こういうところに疲れは現れるらしく、またも完全に写真を撮り忘れていました。
これは私の食べたものではありませんが雰囲気をということでK先生の写真をお借りしました。ありがとうございますm(_ _)m


海に面した道の駅。見晴らしは最高です!


普段のセミナーは当然のことながら技術の習得に重きが置かれますが、今回の合宿は技術もさることながら、活法仲間同士の交流が中心となっていたと思います。
基礎編まで修了しているメンバーともなればほとんどが顔見知り。技も復習や応用がほとんどです。だからこそ、初対面のセミナーではしないようなその人個人に踏み込んだ話や、技を行う上での感覚的な話が多くなり「一人一人を知る」時間が豊富にあったと思います。
セミナー受講者同士というより「同門の仲間」という言葉がしっくりくる感じです。

そんな出会いと繋がりを作ってくれたのが活法。まだまだ楽しみは広がります。


今回の様子は活法研究会のブログにも掲載されています。2日目の方にはダイジェスト動画もありますのでどうぞご覧ください。雰囲気が伝わると思います。

1日目

2日目


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