誕生日

本日無事40歳になりました。皆様今後ともよろしくお願いします。





◯不惑と7掛け理論

40歳は「不惑」という呼び方をしたりします。論語の「四十にして惑わず」からきてるそうです。

これは喜寿、米寿など長寿のお祝いとはまた毛色が違って、人生の節目を表したものとされていますが、原典としては孔子が「自分の場合はこうだった」という話をしているだけですし、平均寿命が50歳くらいの時代と80歳前後まで伸びた現代で同じに扱っていいものかとも思います。

以前ある人からは現代人は年齢の7掛けくらいが本来のものだ、なんて話を聞いたこともあります。
そういう視点で不惑を考えると現代の57歳くらいが真の40歳。
何も惑わないというにはそれくらいの年季が必要か・・・。

私の現年齢の40歳は28歳・・・精神的にはそんなものかも知れない・・・。

7掛け理論、案外当たっているかも・・・。


◯40歳に思う

ざっくり過去を総括すると、20代は教師を目指し、30代は治療の世界に入りました。
治療の世界に入って丸10年が経とうとしています。

40代はもう決めています。

「活法・整動鍼」が主体となります。
昨年の活法との出会いから1年半、その魅力はとどまることを知りません。

活法を始めてから変化を予見しながら治療ができるようになり、治療そのものが以前よりも楽しくなりました。

整動鍼に関して言えば、以前よりも明らかに鍼を使う機会が増えました。鍼の持つ可能性を知り、その可能性の追求に大きな目標の楽しみを見出すことができました。

また活法・整動鍼を通じて同じ思いを持つ仲間にも出会えました。SNSの発達のおかげで離れていても情報や思いは共有できます。
近くに同じ技術と思いを持つ仲間がいれば復習して互いのスキルアップができるのですが、東北では今のところ自分一人。
40代のうちに東北にも仲間を増やしたいところではあります。


ここ1、2年は何だかんだとインプットが多い期間でした。ここからアウトプットの比率を上げて自分個人の治療家としての技量をどんどん上げていきます。

何でも整動鍼にはまだまだ広い世界が待っているそうなので、それを吸収できるだけの自分になっていないと先が楽しめないから、という理由もありますがw



◯自分へのプレゼント

今日荷物が届きました。以前予約していたものですが、期せずして誕生日に届くことになりました。


また活法かよ、って思いましたか?

ええ、また活法です!


活法DVD第3弾は下半身編。本セミナーでも公開されていない技が多数収録されていてもう垂涎ものです。
治療に必要な様々な作法なども丁寧に解説されています。活法に興味がなくてもこの部分を観るだけでもこのDVDは買う価値ありだと思います。


秋の夜長に活法DVD・・・もはやオタクとしか言えない生態です。


四十にして(活法・整動鍼のおかげで)惑わず。
今後ともよろしくお願い致します。


ちなみに今回のトップの写真を引いていくとこんな感じ。
いきつけのcaffe gita yokoteで誕生日っぽい、ハロウィンっぽい、お祝いっぽいことをして頂きました。
チューバチさん、ありがとうございました。




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◯平城鍼灸整骨院
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セミナーレポート後編 〜 整流 〜

前編はこちら

迎えたセミナー当日の朝、私は勝利を確信しました。



◯逆転の寝汗

寝ている間に一汗かいて熱が下がれば風は治る、というのは昔からよく知られています。

セミナー当日起きた私の体には汗が滲んでいて、まだ汗が出そうな雰囲気も残っていました。ここから先、体を冷やさずにうまく汗をかければ少なくとも熱でフラフラするのだけは何とかなりそうです。
私の病名が何であるかは関係ありません。風邪の経過のさせ方でうまく解決するのなら御の字です。
新幹線の移動中の発汗しながらの爆睡も功を奏したようで、東京に到着した時には残っていた症状はお腹のモヤモヤと濁流のみになっていました。
ここからこの濁流と整動鍼との戦いが始まります・・・。


◯濁流 VS 整動鍼 1日目


1日目は理論からスタートです。整動鍼セミナーは脊柱編・四肢編・腹背編の3種類のうち、どれでも好きなものから参加可能です。どこから参加しても理論・実技とも学ぶ事が可能できます。
理論を一度聞いただけで全容を把握するのは難しい部分もあるので複数回聞くことが大事なのはもちろんですが。

整動鍼における「整動」「整流」の概念。
現在巷で普及している鍼灸との違い。
なぜ整動鍼が生まれたか?
整動鍼におけるツボの概念

などが創始者である栗原誠先生から語られます。


午後からは実技です。整動鍼は理論先行で生まれた技法ではありません。
1つのツボに鍼をした際の体の変化を細かく観察し、積み重ね、理解を助けるために、そこに見出された関係性を理論として伝えていますが、あくまでも実技重視です。
ここまで実用的な技術を余すことなく伝えてくれるセミナーを私は他に知りません。

実技は栗原先生の解説付きの治療デモの後、参加者同士が組んでツボをとり、講師にチェックしてもらいます。分からなければ質問をし、ツボの位置が間違っていれば講師の先生がツボの取り方、触り方、感触などを詳しく教えてくれます。


さてその中の一幕。あるツボのデモ用の患者探し。

「お腹のこの部分が痛いという方、いないですか?小松田さんは?」

栗原先生からのご指名がかかります。
俺の痛むのはそこじゃねぇよと心の中で思いつつもデモ用ベッドに横たわります。しかし、お腹を押されると少し鈍い痛みが・・・。

「あ〜、少しありますね」そう言いながら解説をしつつ足に鍼をうちます。

終わって立ってみると下腹部のモヤモヤは消えています。うーむ、すごい!

しかし濁流の勢いは相変わらず。しかし襲ってくる頻度は確実に減っています。
お陰でその日は触診塾から懇親会まで無事参加できました。


◯決着は意外な形で

2日目は腹背編の名の示す通り、腹部と背部の関係性に関する理論と実技。いよいよです。

実は私個人として考えていたツボが1つあったのです。その時を待ちながら話を聞き、デモを見、実技をこなします。

あるツボの時に再びご指名がかかります。今回の症状に使うツボとしては除外していたものです。

「多分反応ないと思いますけどね。」

まるで芸人のフリのような台詞を吐きながらデモ用ベッドに横たわります。

「そうですか。」

と言いながら栗原先生が腹診を始めます。先生の手が私の腹部に触れ沈めようとしたその時!

私の触れられた部分に今まで感じたことのない激痛が走ります!

「ッ?!??」

余裕綽々でいた身長3メートルの巨体180cmの人間が急に激痛に呻いて悶絶。
周りも驚いたことでしょう。

しかし巨体を悶絶させたお腹の硬さもたった一本の鍼、しかも「本当はもう少し置鍼しておくといいんですけどね〜」と途中で鍼を抜いたのに、さっきとは比べ物にならないぐらい柔らかくなっています。
さすが整動鍼です。

その後時間とともに体調は徐々に変化し、セミナー終了の頃には濁流は姿を変えていました。

ちなみに結局私が考えていたツボは大した反応がなく終わりました。

もしかしたら栗原先生は1日目のセミナー前の雑談中に私の症状を聞いてからすでに使うべきツボを決め、それに合わせてデモ患者に指名したのでしょうか?
本人に確認していないので真相は闇の中ですが・・・。

かくして濁流との5日間に渡る長い戦いはこうして決着が着いたのです。



◯整動鍼セミナーに参加する理由

こうしたお腹の張りを緩める鍼は腹痛の他、逆子治療にも利用されています。
婦人科疾患に関係する内容もあり、大きな効果を発揮しています。

また慢性的な腰痛や肩こりを解決するヒントも腹背編にあります。


始めの方でも書きましたが、整動鍼は1つのツボに鍼をした際の体の変化を細かく観察しています。

そのため

このツボに鍼をすると必ず体のこの部分が変化する

という極々当たり前でありながら鍼灸の世界では中々出会うことのできないこの事実を、セミナーでは実際に感じることができるし、自力で再現することが可能です。

鍼灸師だったら誰でも知りたいであろう内容しかないので、まさに




参加しない理由が分からない




11月に開催される整動鍼腹背編B日程はすでに満席。おそらく年明けだと思いますがC日程が開催予定です。

詳しくは活法研究会のホームページへ。



鍼灸の常識を覆し続ける整動鍼。ともに学ぶ仲間が増えたらこんなに嬉しいことはありません。


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セミナーレポート前編 〜 濁流 〜

新幹線に乗り込むやすべての客は一目散に自分の席へ急ぐ。全席指定なのだからもう少しゆっくり歩いたらとも思うが、皆が急ぐのには理由がある。
自分の席を確保し大きな荷物を棚に上げると、方々からビニール袋を開ける音。次いでビニールを裂く音や「プシュッ!」という缶ビールの蓋を開ける音、「パリッ」という割り箸を割かつ音が縦横無尽に聞こえてくる。

新幹線の出発は20時16分。皆お腹が空いているのだ。

私も乗り込む前に買った弁当を自席のテーブルに広げ、食欲を存分に解放しながらここ何日かのことを思い出していた。



<<<<< 注意!>>>>>

ここから先は食事中の方は読むのはお控えください。



◯濁流
木曜日の夜のこと。布団に入ると急に震えがした。中々止まらない。
「え?寒い感じはしないけど、俺寒いのか?」
よく分からなかった。取り敢えず毛布を一枚増やし、少し震えが収まったところで眠りにつく。
夜中に一度腹痛で起きてトイレに行く。この時便器には茶色の濁流が流れていた。

金曜日。震えがまだ残っていて、動けないわけではないが少しフラフラもする。昼に鍋焼きうどんを食べたのに汗が一滴も出ないというのはやはり尋常ではない。結局数件の治療予約だけをこなしあとは家で休んでいた。
濁流は黒く変色していた。そんなに水分だらけならそっちから出なくたっていいだろうと正直思うが体が必要があってやっているのだから文句も言えぬ。

こういう時に技術の「型」というものは心からありがたい。自分の体調に関係なく型が結果を導いてくれる。我流ではこうはいかぬ。

土曜日。今度は熱が上がり、完全にフラフラしている。濁流の勢いはとどまるところを知らない。前日から家族が寝ている間も続いていた1時間から1時間半に一度のほぼ定期的とも思える便意とトイレ通いにはもう何の珍しさもなくなっていた。

「本当にこれで明日東京のセミナーに行けるのか?」
父親が声をかけてきた。

少しかすれてしまった声で答える。
「多分大丈夫。今回は腹背編だから・・・」



◯今回のセミナーの正体

そう。今回参加したセミナーは整動鍼セミナー腹背編。


「体幹の弾性と内臓機能を安定させる」というサブタイトルのついたこのセミナーは一見すると整動鍼の特徴である「動きを整える」と関係なさそうにも思えます。しかし整動鍼の理論の中でもかなり重要度の高い分野であり、長い鍼灸の歴史を一部紐解くような内容でもあります。
昨年の11月に私が初めて参加した整動鍼セミナーがこの腹背編で、今回は復習での参加。内容が分かっているので、セミナー内で自分の症状が改善できるのも分かっています。
はっきり言って


参加しない理由が分からない


くらいに私にとっては参加は当然のことでした。


しかし移動中でも濁流は私を飲み込むべく襲ってきます。時に自然の力は人間の予測をはるかに超えます。
少なくとも公共交通機関の中で生きた公害のような存在になる事態だけは避けなければなりません。

しかし症状は悪化する一方。一晩かけて可能な限り体調を回復させる必要があります。

長い夜が明け、その日がやってきました・・・。


後編に続く



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